ローレン・コンラッド 2007年10月 EntertainmentWeeklyインタヴュー

Laguna Beachからの人生を振り返ってみて、今自分が持っている可能性を手にすることになるなんて考えてた?

Lagunaにサインした時には、私達の誰もがどういうことになるかわかってなかったから、(Lagunaのあとに)やってきたことすべてがクレイジーで予測してなかったわね。 すごく早くスポットライトに投じられたわ。 私達についてまわるパパラッチ達に対処しないといけないし、デートに行ったときは、翌日には報道されるのよ。 すごく妙な感じだわ。


しょっちゅう注目されていることで、生活を適応させなきゃいけなかったりする? たぶん今出かけるときは、誰かが写真を撮るかもしれないから、ジャージは着ないよね。 そういうことで、より意識的になったことってある?

(Lagunaに出ていた)友達と一緒に経験してきてわかりあえるってことが助けてくれてると思うわ。 確かに鏡でチェックしたりしないといけないわね。 でも、リアリティショーをやっていたら、どっちにせよ習慣になるわよ。朝ベッドから起きて、朝食を作っていたらキッチンにはカメラがいるんだから


たくさんの人達が立ち寄るから、引っ越さなければならなかったっていうのは本当?

そうよ。みんなが私達がどこに住んでいてどのマンションにいてっていうのを発見して、夜中に酔っ払ったりしてやって来てドアをノックするから。 すごく怖かったわ。 だからマンションを変えたんだけど、どこに住んでいるかわからないように他の建物の前で撮影しているの。


(今の家はパパラッチや一般人みんなに知れ渡ってしまっていますが。)


例えば、赤いネイルをしているシーンがあって、同じ夜のそれから少し後の出来事のシーンでは、ネイルがなくなっていたことがあったよね。 何があったの?

The HillsはLagunaとまったく同じように撮影されているの。 だから、こういった小さいことをピックアップするようになるんだったら、妙な感じね。 だって、リアリティショーで働いている人だったら、誰でもどういうふうに撮影されているか知っているんだもの。 私達は『トゥルーマンショー』を撮影しているんじゃないわ。マンション中にカメラをセットしているわけじゃないし、24時間一緒にいるわじゃないし。 基本的に、MTVがやっていることは、私達の人生を取り出してストーリーを伝えることよ。 例えば、その(ネイル云々の事件があった)夜は、カメラは撮影を止めたから、(モデルのGavinと一緒に)クラブに出かけたのよ。 家に帰ってBrodyに電話をして、次の日にそのことを(MTVに)話したの。 MTVはストーリーを正しいやり方で伝えようとしているから「オッケー。テープに撮る必要があるから」って感じだったの。 だから、カメラの前で、Brodyにまた電話して、同じ会話をしなきゃいけなかったのよ。 誰にもウソはついてないし、本当に起きたことを伝えているの。



(Laguna Beach撮影中の1枚。カメラが回りにいても、今は何とも思わないそう。)


でも、そういったことを再現しなきゃいけないのは妙な感じだろうね。

いいえ、普通のことになることがあるのよ。 例えば、たとえ撮影されていなくても、飛行機が頭上を飛んでいたら話すのを止めるし。 もし誰かに秘密を伝えようとするなら、マイクがついているかどうか知るためにシャツ越しに指でさわるわ。 もしくはマイクのトップをこすろうとするわね、そうすれば音がダメになって聞こえなくなるから。


ショーは本当に君の生活が描かれている?

ええ、ショーは何が起こったかを正確に伝えているわ。 このショーにはライターがいないのよ。私達は自分で決断しているの。言いたいことを言うし。 みんなソファなんかに座ってこれがリアルだとかフェイクだとか言えるけど、これが私の生活だから私にとってはリアルなのよ。 誰かにとっては、照明スタッフが朝の8時にやって来て照明の準備とかをするのは、とてもヘンなことだろうけど、私にとっては、これが現実なの。 これが私がどう自分の生活をしているかということなの。



(Laurenにとっての現実↑。「今日はこれ以上、撮影しないで!」とお願いしているシーンだそうです。)


Heidiの状況の話になると、どのくらい正確に描かれていると思う? ひどく誇張されていると思ったことはない?

そうは思わないわ。本当にリアルだと思っているの。 自分の人生ですごく近しかった人を失うのはとても辛いことよ。本当に現実の状況なの。 自分が愛していて親友だと思っていた人に裏切られるのはとても辛かったわ。人を信じるのがとても難しい今の私達の状況にいるなら、特に辛いことよ。 自分の持っている関係すべてを疑問に思わせるから。


たまに君たちが同じ場所に一緒に登場するのがおかしいよね。 全部MTVが計画したことなの?I

ええっと、それについてはわからないわ。 私達両方が行くつもりだったあるイベントがあって、MTVはそれを知ってて、私は 彼女のボスの名前をイベントのボードで見たから、彼女がそこにいるんだろうと予測したわ。 でも、 もう片方(Heidi)がそこにいくつもりだと知らないでレストランに行った事件があって、それはMTVがセッティングしてたの。でも、それがカメラが回ってないところで起きたから、MTVがセッティングしただけなの−(HeidiとSpencerに)遭遇して、(MTVが)ずっと撮りそこなっていたっていう状況があって。MTVは私達を同じ状況において、どうリアクションするのかを見たがっていたの。


(Ketchupでのバッタリがセッティングだったことは、プロデューサーのAdam Divelloも「若干のフェイク」と認める。)


あなたの生活を他の人に対してとても魅力的にしているのは何だと思う?

他の人達が私にショーについて話すときに、私がその人達に聞く最大の疑問のひとつなのよ。 なぜなら私もわからないから。一般的に言って、他の人達の人生に魅了されるんだと思うの。 だから台本のあるショーを見たり、高校の頃に他の人の噂話をしたりするのよ。 人は他の人達の生活に夢中になるのよ。 自分たち自身の人生から逃げるある種の方法なのかどうかわからないけど… 


そこには毎週たくさんの視聴者を引き込む何かがあるにちがいないんだよね
(視聴者が)私達と関係づけすることが可能なんだと思うわ。 私達は本当にラッキーだし、私達の生活−LAに住んでいることはとてもグラマラスだし、すごい仕事をしていて、とても楽しんでいる−でも同時に、どんなに私達の生活がすごくても、誰とでも同じ問題に対処していくのよ。


あなたについて最も誤解されていることって何?

たいてい本当につまらないことだから、たいした問題じゃないわ。


でも、自分について聞いたり読んだりして、「これ私じゃないわ」って思うことはないの?

本当に私を困らせた唯一のことは、私が人の彼氏を嫌う女の子だってたくさんの人が考えていることね。 私はそういう女の子じゃないわ。友達の彼氏の何人かは私の親友よ。 たまたまショーで2回続けてとても似ているシチュエーションになっただけ(最初はHeidiの彼Spencerとで、次がAudrinaの彼Jusin Bobby)で、友達に幸せになってほしくないとか彼氏ができないように願っていたりっていうのは私とまったく関係なくって、2人の友達が順番になんていうかムカつく男と付き合ったっていうことなのよ。


(AudrinaはJustin Bobbyとの仲が復活の噂。 Laurenは「人の彼氏を嫌う女の子」とばかり思ってたんですが、違うのかな??)

Entertainment weely  2007 Nov